『Sandustry』とは?砂1粒まで資源になる工場自動化ゲーム
2026年8月13日にSteam早期アクセスを開始した『Sandustry』を紹介。砂や水まで1ピクセル単位で動く物理演算、工場自動化、破壊可能な世界、日本語対応、97%好評の体験版評価をまとめる。

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工場自動化ゲームはかなり増えたが、砂1粒まで資源として動く作品は珍しい。
『Sandustry』である。
『Factorio』系の生産ライン構築へ、『Terraria』や『Noita』を思わせる2Dの破壊可能な世界とピクセル物理を組み合わせたようなゲームだ。
Steamでは2026年8月13日に早期アクセスを開始した。無料体験版は1,200件以上のレビューを集め、97%が好評となっている。
現在は早期アクセス版が公開され、本サイトでも序盤の進め方から設備の処理速度、物質反応、研究やMODまで個別に調べている。この記事では、その入口として『Sandustry』がどんなゲームなのかをまとめる。
※本記事は2026年9月1日時点で確認できた内容をもとに更新している。早期アクセス中のため、仕様やバランスは今後変更される可能性がある。
『Sandustry』とは
『Sandustry』はLantto Gamesが開発し、Hooded Horseが販売する工場自動化・サンドボックスゲームである。
未知の惑星を掘り進め、資源を回収し、ベルトコンベアや配管などを使って生産ラインを自動化していく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発 | Lantto Games |
| 販売 | Hooded Horse |
| 早期アクセス開始 | 2026年8月13日 |
| ジャンル | 工場自動化・シミュレーション・サンドボックス |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 日本語 | 対応 |
| 体験版 | あり |
この世界では「ほぼ全部」が物理的な資源
最大の特徴は、世界を構成するピクセルが単なる背景ではないことだ。
砂、雪、種、氷などがそれぞれ物理的な性質を持つ資源として存在する。
たとえば、
- 氷を加熱すると水になる
- 水を沸騰させると蒸気になって上昇する
- 蒸気が空まで届くと雨として戻る
- 砂は周囲の水を吸収する
- 残りかすは燃焼・再加工できる
といった反応が用意されている。
普通の工場ゲームでは「鉄鉱石アイテムがベルトを流れる」だけで済むところを、Sandustryでは地形や液体そのものまで生産設備の一部として扱うわけだ。

地形・水・砂そのものを利用しながら生産ラインを作っていく。画像出典:Steamストア/© Lantto Games
コンベアだけでなく自然現象まで利用する
スタート時はシンプルなベルトコンベアから始まり、ゲームを進めるとフィルター、ドローン、配管、液体ポンプなどを利用できる。
生産効率を追求してきれいな工場を作ることもできれば、動けばOKのカオスなラインを組むこともできる。
さらに地形は破壊可能。
地下の壁を火炎放射器で焼き切る、溶岩を別ルートへ流すといった、かなり力技な解決方法も公式で紹介されている。
「決められたマスへ建物を置く」タイプではなく、世界そのものを加工して工場に変えていくゲームになっている。

破壊可能な地下世界を掘り進めながら工場を拡張する。画像出典:Steamストア/© Lantto Games
探索や古代文明の謎もある
ひたすら生産量を増やすだけではない。
惑星の地下には古代文明の遺跡やアーティファクトが存在し、探索によって新しい力や技術へアクセスできる。
そのため、
採掘 → 自動化 → 技術解放 → さらに地下へ探索
という循環がゲームの軸になりそうだ。
武器も存在するので、完全に平和な工場運営ゲームというよりは探索・サバイバル要素を含んだ作品である。
MOD対応をかなり意識している
Sandustryは最初からMODを意識して設計されている。
公式では、見た目の変更や手作りマップだけでなく、新しい建物や生産工程そのものを追加できる専用MODツールを用意するとしている。
工場自動化ゲームは長期間遊ぶユーザーが多く、MODとの相性が非常によいジャンルである。
製品版がどこまでコミュニティ主導で広がるかも気になるポイントだ。
Early Access版ではすでにSteam Workshopが公開されている。現在必要なmodsブランチへの切り替え方や代表的なMODは、『Sandustry』MOD対応は?Steam Workshopの使い方と現在公開されているMODでまとめている。
体験版が97%好評
Sandustryでかなり強い材料になっているのが体験版の評価である。
2026年8月時点のSteam体験版は、約1,200件のレビュー中97%が好評。「圧倒的に好評」。かなり強い評価である。
開発者が2025年に公開した数字では、当時すでに体験版は約10万人がプレイし、Steamで6万件のウィッシュリスト、50本以上のMOD・カスタムマップが作られたとしている。
体験版の段階から、かなり大きなコミュニティができていた。
海外メディアでも「Factorioの自動化とTerrariaの2D世界」「Noitaの迷宮に工場シムを組み合わせたような作品」といった比較がされている。
海外コミュニティの評価
Steamレビューだけを見るとかなり好調だ。
特に評価されているのは、
- ピクセル物理と自動化の組み合わせ
- 自由度の高い工場設計
- 破壊可能な世界を探索する楽しさ
- 体験版なのに長時間遊べるボリューム
- MODを含む拡張性
あたりである。
一方、Steam Communityでは体験版について序盤が少し作業的、難易度が低い、特定の場所でコンベアを置けず自動化が止まるといった不満も出ている。
体験版時点のバランスや導線については改善余地があるようだ。
ただし開発者はコミュニティの要望をかなり拾っており、早期アクセスでもフィードバックをもとに建物、資源、生産ライン、クエスト、技術を追加していくとしている。
早期アクセスは約1年を予定
Steam公式では、早期アクセス期間を約1年と想定している。
開始時点ですでにストアページで紹介されている機能は遊べる状態とし、その後コミュニティの意見を取り入れながらコンテンツを追加する方針だ。
価格についても、コンテンツ追加に合わせて早期アクセス中に上がる可能性があるとしている。
早期アクセス版は日本語インターフェースと字幕に対応している。
海外インディーの工場ゲームは日本語非対応が壁になりやすいので、これはかなりありがたい。
どんな人に合いそうか
『Sandustry』は次のような人に刺さりそうである。
- 『Factorio』『Satisfactory』系の自動化が好き
- 『Terraria』のように地下を掘るのが好き
- 『Noita』のピクセル物理が好き
- 工場をきれいに最適化するのが好き
- 逆にカオスな工場を作るのも好き
- MODで長く遊べるゲームを探している
工場自動化ジャンルが好きなら、かなり本命寄りの一本である。
まとめ
『Sandustry』は、砂、水、氷、蒸気といった世界そのものを生産ラインへ取り込む工場自動化ゲームである。
既存の工場ゲームの面白さに、2Dの破壊可能な地形とピクセル物理をかなり強く足している。
体験版はSteamで約1,200件・97%好評。
早期アクセス開始前からMODコミュニティまでできていたのはかなり珍しい。
2026年8月13日にSteam早期アクセスを開始済みで、日本語にも対応している。ピクセル物理を使った工場自動化に惹かれるなら、候補に入れやすい一本である。
