10年かけて完成したソロ開発メトロイドヴァニア『Divinum』がSteamで非常に好評。空中コンボとルーン構築がかなり面白そう
ソロ開発メトロイドヴァニア『Divinum』を紹介。空中コンボ、Runeによるビルド、Perfect Block、Skill Trial、海外評価、日本語対応、Steam評価をまとめる。

2026年8月28日にSteamで発売された**『Divinum』**が、発売直後からかなりいい評価を集めている。
8月31日時点でSteamレビューは234件・87%好評。「非常に好評」となっており、発売から数日でレビュー数もかなり伸びている。
開発はSigil Games。実質的なソロ開発作品で、発売時の開発者コメントによると、開発開始からここまで10年かかったという。
ジャンルは2Dメトロイドヴァニア。ただ、探索だけでなく戦闘にもかなり力が入っている作品だ。

空中コンボやパリィを使ったテンポの速い戦闘が特徴。画像出典:Steamストア/© Sigil Games
メトロイドヴァニアだけど、かなり戦闘が濃い
『Divinum』では、故郷の島を侵略者から守る若い戦士Fjørを操作する。
マップを探索し、新しい能力を手に入れながら行ける場所を広げていくという基本はメトロイドヴァニアらしい。一方で、実際のプレイ映像やSteamの説明を見ると、かなり力が入っているのは戦闘の方だ。
敵を空中へ打ち上げ、そのまま追撃してコンボを伸ばすことができ、地上と空中を行き来しながらかなり派手に戦える。ブロック、回避、パリィも用意されているため、単純に攻撃を連打するだけではない。
Steamレビューでも「戦闘が滑らかで楽しい」「操作感が良い」「コンボを組むのが気持ちいい」といった反応が多く、多少粗い部分はあるものの、アクション部分はかなり好意的に受け取られている。
2種類の武器とスキルを組み合わせる
戦闘では2種類のメイン武器を使い分けられる。それぞれ動きや攻撃方法が異なり、さらに各種スキルを組み合わせて自分なりのコンボを作っていく。
単純に強い武器を拾って数値を上げるというより、どの攻撃から何につなぐかを考えるタイプで、慣れてくるほどできることが増えていく。
発売時の開発者コメントでも、プレイヤーがどんなコンボやビルドを作るのか楽しみにしていると触れられている。
Runeでビルドがかなり変わる
成長要素として面白いのがRune。
Runeは単純な能力上昇だけではなく、何かを強化する代わりに別の部分が弱くなるような、メリットとデメリットを併せ持つものもある。
ボスや探索中の隠し場所からRuneを手に入れ、自分の戦い方に合わせて組み替えていく。空中コンボを伸ばすのか、スキルを強化するのか、防御を重視するのかで、同じ武器でもかなり違った戦い方になりそうだ。

探索だけでなく、ビルドを考えながら戦闘を詰めていく比重も大きい。画像出典:Steamストア/© Sigil Games
Perfect Blockはかなり重要
防御には通常のBlockとPerfect Blockがある。
Perfect Blockは受付時間が短い代わりに、成功するとCounterにつなげられる高リスク・高リターンな仕組み。DemoのアップデートでもPerfect BlockやCounterの調整が細かく行われており、戦闘の中心となる要素として作り込まれてきた。
Steamレビューでは「難しいところはあるが理不尽ではない」という評価もあり、ボスやChallenge Roomを通して戦い方を覚えていく難易度になっているようだ。
Skill TrialやChallenge Roomもある
探索中には通常の敵やボスだけでなく、戦闘に特化したSkill TrialやChallenge Roomも用意されている。
通常より難しい戦闘に挑み、クリアすることでRuneや新しい能力を手に入れられる。メインルートだけを進めるより、戦闘をしっかり遊びたい人向けの寄り道も多そうだ。
Steamレビューでも、通常部分はそこまで極端に難しくない一方、任意のチャレンジはかなり歯ごたえがあるという声が出ている。
海外では戦闘の評価がかなり良い
海外プレイヤーの反応を見ると、一番評価されているのはやはり戦闘。
Steamレビューでは、小規模開発とは思えないほど操作が洗練されている、アクションとプラットフォームの感触が良いという声が見られる。
Redditでも発売前からDemoを遊んだプレイヤーによる反応があり、戦闘がかなり楽しかったという声が出ていた。
一方で、キャラクター表示や一部のアニメーション、演出などに小規模開発らしい粗さを感じるというレビューもある。それでも、そこを差し引いても戦闘そのものは楽しいという評価が多い。
10年かけて完成したソロ開発作品
『Divinum』でかなり驚くのが開発規模だ。
開発元のSigil Gamesはソロ開発で、発売時の投稿では開発開始から10年が経っていることが明かされている。一度は2018年に開発が止まり、その後2024年末に再始動したという経緯もある。
それを考えると、戦闘アニメーションや多数のスキル、Rune、ボス、探索エリアまで一人でまとめているのはなかなかすごい。
発売後もバグ修正やバランス調整だけでなく、追加チャレンジやリプレイ性を高めるコンテンツを数か月かけて追加する予定となっている。
日本語にも対応
『Divinum』は日本語インターフェース・字幕に正式対応している。
Runeやスキルなど説明を読む機会が多いゲームなので、日本語でそのまま遊べるのはかなりありがたい。無料DemoもSteamで配信されているため、購入前に戦闘の感触を確認することもできる。
価格は通常14.99ドルで、9月11日までは発売記念の10%OFFセールが実施されている。
戦闘重視のメトロイドヴァニアが好きならかなり気になる
『Divinum』は、広いマップを探索することだけを目的にしたメトロイドヴァニアではない。
敵を空中へ打ち上げてコンボをつなぎ、Perfect Blockで攻撃を返し、Runeを組み替えて自分なりの戦い方を作っていく。探索と戦闘のどちらもあるが、特にアクション部分をしっかり遊びたい人向けの作品になっている。
発売から数日でSteamレビューは234件まで増え、現在も87%好評。細かな部分にはソロ開発らしい粗さも残っているものの、戦闘についてはかなり好意的な評価が集まっている。
10年かけて完成したという背景も含めて、今ちょうど見つけておきたいメトロイドヴァニアの一本だ。


