ジャンプできないメトロイドヴァニア?『Moonbrella』無料体験版がSteamで98%好評
ジャンプボタンなし、傘だけで移動する2Dメトロイドヴァニア『Moonbrella』。Steamで98%好評の無料体験版、日本語対応、独特な移動システム、海外コミュニティの評価をまとめる。

Steamでかなり気になる無料体験版を見つけた。
『Moonbrella』である。
2Dメトロイドヴァニアなのだが、本作にはジャンプボタンがない。代わりに使うのが、タイトルにも入っている一本の傘だ。
傘の先端を地面へ突いて跳ね上がり、開いて落下を遅らせ、柄を足場へ引っ掛けて登る。一般的なジャンプや二段ジャンプではなく、傘そのものを使いこなしてマップを攻略していく。
無料体験版は2026年6月4日にSteamで公開され、記事執筆時点では288件中98%が好評の「非常に好評」。日本語にも対応している。
今回はまだ実際にはプレイしていないため、Steam公式情報と海外コミュニティの反応をもとに、どんなゲームなのかを整理する。
※本記事は2026年8月8日時点の情報をもとにしている。評価件数や発売予定は今後変わる可能性がある。
『Moonbrella』とは
『Moonbrella』は、Jett Williamsが開発・販売する物理ベースの2Dプラットフォーム・メトロイドヴァニアである。
人間がいなくなった惑星に残された一体のロボットを操作し、洞窟や古代施設、火山などを探索しながら月を目指す。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発・販売 | Jett Williams |
| ジャンル | 2Dプラットフォーム / メトロイドヴァニア |
| 製品版発売予定 | 2026年 |
| 無料体験版 | Steamで配信中 |
| 体験版公開日 | 2026年6月4日 |
| 日本語 | インターフェース対応 |
| 対応OS | Windows / macOS / Linux |
製品版もSteamで2026年発売予定となっているが、現時点では具体的な発売日や価格は発表されていない。
ジャンプボタンなし。傘で移動する
『Moonbrella』最大の特徴は、やはりジャンプボタンが存在しないことである。
公式が紹介している基本アクションは、主に次の3つだ。
- 傘の先端を地形へ突き刺し、その反動で跳び越える
- 傘を開き、落下速度を抑えながら長い距離を浮遊する
- 傘の柄を足場やツタへ引っ掛け、高い場所へ登ったり勢いをつけたりする
通常のプラットフォームゲームなら一つのジャンプ操作で済ませるところを、地形と傘の角度、勢いを利用して突破する。

ジャンプではなく、傘を開いたり地形へ引っ掛けたりして高度を稼ぐ。画像出典:Steamストア/© Jett Williams
単に「ジャンプがない」という縛りではなく、移動そのものをゲームの主役にしているのが面白そうなところである。
公式もスピードランを意識した表現力の高い移動システムとして紹介しており、同じ場所でも複数の突破方法を考えられる設計になっている。
傘を強化すると行ける場所が増える
メトロイドヴァニアらしく、探索を進めることで移動能力も増えていく。
各地で傘の交換パーツを見つけると、新しい移動方法や探索エリアが解放される。最初からすべての場所へ行けるわけではなく、能力を得てから以前のエリアへ戻ることで、新しい道が見つかるタイプである。

人間が去った惑星を一体のロボットが探索する。ミニマルなシルエット表現も印象に残る。画像出典:Steamストア/© Jett Williams
探索場所としては、暗い洞窟、古代の構造物、活動中の火山などが公式ページで紹介されている。
さらに花や宝石を集める収集要素があり、月の影によって弱っているヒマワリを復活させることも目的のひとつとなっている。
戦闘よりも移動と探索が中心
『Moonbrella』は、敵を大量に倒しながら進むアクションゲームというより、物理ベースの移動と探索に重点を置いた作品である。
開発者自身も以前、戦闘やボス戦よりプラットフォームと探索を重視した作品だと説明している。
そのため、『Hollow Knight』のようなボス戦中心のメトロイドヴァニアを期待すると少し方向が違いそうだ。
反対に、操作を練習して難しい地形を突破することや、マップ上のショートカットを見つけることが好きなら相性がよさそうである。

傘の扱いそのものがアクションになる。移動を極めるタイプのメトロイドヴァニアだ。画像出典:Steamストア/© Jett Williams
無料体験版がSteamで98%好評
無料体験版は記事執筆時点で、Steamレビュー288件中98%が好評の「非常に好評」となっている。
直近30日でも50件中96%が好評で、体験版公開直後だけ評価が高かったという状態でもない。
海外コミュニティでは、Steam Next Festの隠れた良作を挙げるスレッドでも名前が挙がっている。
評価されている理由としては、主に次のあたりが見えてくる。
- ジャンプをなくし、傘へ置き換えた移動システムが新鮮
- 操作を覚えるほど速く、自由に動けるようになる
- シンプルな見た目ながら雰囲気に統一感がある
- 探索と精密なプラットフォームを無料デモでしっかり試せる
一方でSteamタグには「高難度」「精密プラットフォーム」も付いている。気軽な探索ゲームというより、移動操作そのものを練習する楽しさが中心になりそうだ。
日本語対応でそのまま試せる
製品版と無料体験版はどちらも日本語インターフェースに対応している。
英語だけのインディーゲームだと、能力説明や操作方法を理解するところで少しハードルが上がるが、本作はその心配が少ない。
しかも体験版は無料なので、操作感が自分に合うかを購入前にそのまま確認できる。
どんな人に合いそうか
『Moonbrella』は、以下のような人に特に合いそうである。
- メトロイドヴァニアが好き
- 普通のジャンプとは違う移動アクションを楽しみたい
- 精密プラットフォームやスピードランが好き
- 戦闘より探索や移動の上達を楽しみたい
- Steamで高評価の無料体験版を探している
逆に、ボス戦や武器ビルドを中心に遊びたい場合は、本作が重視している部分とは少し違うかもしれない。
まとめ
『Moonbrella』は、ジャンプボタンをなくし、一本の傘だけで移動するという分かりやすい個性を持ったメトロイドヴァニアである。
傘を地面へ突いて跳ね、開いて滑空し、柄を引っ掛けて登る。能力を追加するだけではなく、基本移動そのものから既存のメトロイドヴァニアとは違う感触を狙っている。
無料体験版はSteamで288件中98%好評。日本語にも対応しているので、メトロイドヴァニアや精密プラットフォームが好きなら、まずデモを触ってみる価値はありそうだ。


